日本人がハグをしない、感謝の言葉が少ないのは何故か【スキンシップ】
もくじ
こんにちはtakaです。
日本人がハグをしない、感謝の言葉が少ないのは何故なのか。
この前アメリカ人にあって言われました。「ハグや感謝の言葉が少ないことが不満だ」、 「日本人はそれでいいのか?」と。
その答えですが、問題はないです。
なぜなら日本人はハグや感謝の言葉だけではない様々な方法で感謝を伝えているからです。
では「どんな方法で感謝を伝えているか?」それを詳しく説明していきます。
日本人の感謝を伝える方法
日本人はさまざまな方法で感謝を伝えあっています。
オーバーなリアクションや言葉、スキンシップで自己表現するアメリカ人とは違った表現です。
どういった表現なのか説明していきます。
- 些細な表情
- 感謝の言葉に重みを持たせる
- さまざまな会釈
表情で感謝を伝えます。些細な表情なので外国人には感じとるのが難しいのかもしれませんが些細な違いがあります。
日本の人はあまり感謝の言葉を口にしません。しかしだからこそ、時折だす感謝の言葉に重みが増します。
例えば、いつも「ありがとう」と言われていれば、それが当然だと思う様になります。
「ありがとう」と言われないと何故言わないんだと不満を感じると思います。
それは言われる事が当然であると思い込んでいる状態にあるからです。
しかし普段は「ありがとう」と言わない人が、時折言ったとしたなら「いつもは言ってくれなかったけど言われて嬉しい」と思います。
もしくは本当に感謝しているんだなと感じます。
日本人はそれを理解して感謝の言葉を使い分け特別な意味を持たせているのです。
さまざまな会釈があります。
会釈の具合でどれほどの感謝が込められているのかを外国人が判断するのは難しいことだと思います。
例えば、頭を深く下げていない会釈でも、深い感謝を込もっている所作で、受けてもそれを感じとるということもあります。
この様に日本人は感謝を表現しあって、ハグや握手など常にスキンシップを取らなくても友好関係を保つ事ができているわけです。
日本も海外も幸福度に大差はない
ハグや感謝の言葉が多いアメリカは幸福かどうか。
実際日本と大差はないと思います。
日本人の多くはある程度は幸福感や安心感のある生活を送っているのではないでしょうか。
苦労して辛い時もありますが、幸福や安心感を感じる瞬間は少なくはないと思います。
アメリカでは銃犯罪やテロも発生します。
しかし日本ではそういった事は稀です。
またハグや感謝の言葉による幸福感が高いというならばこう言った犯罪は起きるのは不思議に思います。
それだけでは不満や不安を抱えた人を救うことはできないということです。
また安全で安心感のある社会をつくることも難しいということです。
なので総合的な面を考えると幸福度にさほど差はないのではないでしょうか。
ハグを取り入れたらいいのじゃないか
日本にハグを取り入れたら、より幸福度は増すのじゃないか。
こう思う人もいると思います。
それは私も思いました。
ハグという人と触れ合うことの癒しや安心感はとても大きいと思います。
私には外国人の友達がいます。確かにハグをすると癒されます。それを実感しています。
しかしハグや感謝の言葉を多く使うことにはメリットもある一方、デメリットもあります。
それはなにか。
- 感染症の危険
スキンシップは癒しが大きい一方で感染症の確率は大きく上がります。
数年前に大流行したコロナにおいてスキンシップは致命的な行為だったでしょう。
かつて日本は疫病が流行った時代がありました。
その時取り入れたのが手洗いと口を濯ぐことです。
それは皆さんも知っているであろう神社参拝の儀式です。尺を使い手と口を清めますよね。
あれは疫病を終息させようと天皇がとりいれたものでした。
結果疫病は沈静化しました。
そして日本人が特有の距離感を保つのはそういった歴史的背景があるからと考えられます。
自分たちの安全を確保する行動が文化として根付いていったわけです。
また料理を食べる時に素手でなく箸をつかうのも、病気にかからない様に予防するためからだと言われています。
これらを考慮した時、ハグを取り入れるかどうかは悩ましい問題かと思います。
一般的に女の人は海外のコミュニケーションに共感するのではないか
- 男性とは違った傾向
- 感謝の言葉が多い事は安心感となる
- ハグによる安心感と幸福感
個人差はあるものの、女性は毎日のささいな幸福の積み重ねを重要視することが多いです。
なのでアメリカやヨーロッパ等のコミュニケーションに共感する人も多いかと思います。
女性には毎回感謝を伝えたほうが安心感や喜びをもってもらえるかと思います。
男性は感謝の言葉が少なくてもさほど気にしない傾向にあります。
一般的に女の人はハグによる安心感、幸福感をより受け取りやすいのでないかと思います。
ただハグが可能なのは親しい友人や女性同士であり条件は限られもします。
以前ハグ屋という仕事が注目を集めていた事があります。行列ができていました。
ハグをする人は男の人でしたが、ハグには需要があるようです。
この様に多くの女性は、感情的なケアを大切にし、海外のコミュニケーションスタイルに共感を覚えるかもしれません。
海外のコミュニケーションは女の人を尊重するものに特化していったのかもしれませんね。
しかしスキンシップに慣れていない日本人は性的な感情を持ってしまう事もあります。
ハグを取り入れるには多くの課題があると感じます。
結果日本は現状でもいい
結果的には日本人はハグや感謝の言葉の量は現状でいいと思います。
その中で求められるものに対して答える柔軟な行動がとれる様になればいいんじゃないでしょうか。
私は女の人に対しては感謝の言葉を多めに使う努力をしています。
男同士ではそういった事がもどかしいので今まで通りです。
それにお互いに認め合って仲良くなるとかあるので言葉のやりとり少なくても気にしないです。
男と女では求めるコミュニケーションが違います。それを理解して行動する事が大事だと思います。
まとめ
- ハグや感謝の言葉が少ないのは日本特有の文化
- 日本人は様々な表現で意思疎通を図る
- 時折出される感謝の言葉だから特別な意味を持っている
- 犯罪が起きないシステムで安全で安心できる国が幸福度を高めている
- 疫病を予防する為に距離をとる文化ができあがった
- 性別によって求めるコミュニケーションは違う
- 海外のコミュニケーションに共感する女性は多いかも
- 日本人はハグに慣れていないので、性的に受け取られる可能性がある
と言った感じです。ここまでお読みいただきありがとうございました。